羽生結弦選手を中傷したことで問題になり、批判したパーソナリティ2人は担当していたラジオ番組『鎌倉エフエム』を降板になりました。その後そのラジオ番組は放送中止に。
前回ヤラセで休止中だったイッテQのお祭り企画は復活したのに、ラジオ番組は放送中止になるなんて…事態を収めるためにそこまでしないといけなかったのでしょうか。
人気者でファンの多い羽生結弦選手に対して誹謗中傷したので、その影響は大きいのでしょうし、何より特定の人をSNSを使って攻撃したのでラジオ番組から降板されたのは妥当でしょうね。
今回は、そんな渦中にいる羽生選手と、この2人のパーソナリティのことについて深堀していきたいと思います。
目次
鎌倉エフエムの謝罪の内容とは?鎌倉市議も物議を醸した
出典:wikipedia
今回の一件を起こしたのは、パーソナリティとして鎌倉エフエムを担当している石綿芳美さんとゴンパパさんのお二人。
そのため彼らに批判が集まりそれを重く見たのか、鎌倉エフエムはパーソナリティ2人を降板させることで、番組に飛び火するのを避けたかったということだと思います。
この2人への鎌倉エフエムの対応が評価されており、SNS上でもその話題が上がっていました。
立場を明らかにした上で誹謗中傷をする人がいたら所属先が処分を下すのは当然の事
NIKEは来客したサッカー選手を侮辱するツイートした店員を即刻解雇処分しました
しかしいつもなあなあで誤魔化され逆に訴えた羽生ファンが非難されるようなことばかりだったので鎌倉市の真っ当な対応に感謝しています— ぴーちゃん (@pchanzuttolove) February 25, 2020
しかも今回羽生選手からは何のアクションもなく一方的に中傷されているので、余計に石綿さんとゴンパパさんの行動が大人の行動として異質かがわかりやすいですよね。
#鎌倉FM の羽生結弦選手誹謗中傷の件でゴンパパさんや石綿芳美さんはわるくない羽生結弦選手がおかしいと誹謗中傷し続ける人たちいるけど、一般から見てどっちがおかしいか1発で分かるのになんでこういうの野放しなんだろーね pic.twitter.com/joPWj03mxp
— gureko (@trust_believe_w) February 26, 2020
#鎌倉FM#石綿芳美
鎌倉FMのパーソナリティーをしている自称シンガーソングライター石綿芳美さんが裏アカウントあんづ@宇宙で羽生さんが精神障害とツイート オタに正体をばらされて鍵&羽生オタをブロック鎌倉FMもファンの問い合わせ応じずブロックで🆗?双方逃亡なので鎌倉FMスポンサーに問い合わせ pic.twitter.com/50oKUmS6sN— R-CAT (@taku_rin123) February 22, 2020
過去にも似たようなことがあった。福田雄一監督「羽生結弦が苦手」
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スケート上や、CMでの羽生選手の印象は爽やかな好青年のイメージが浸透していると思います。そのためファンも多くフィギュア界でも大人気です。しかしながらなぜかアンチも湧いている模様。しかも一般人のみならず、著名人もそのような批判的な意見を持っている方もいるんだとか。
映画『銀魂』の映画監督の福田雄一監督が羽生結弦選手に対し、週刊現代に搭載された「氷上のプリンスに物申す」のコラムで「苦手です」とコメントしたことが発端。
ヲタ恋の撮影中、山﨑賢人に寝ているところを激写されたいち場面😅なんで一緒に寝てんねんっちゅー話🤣 pic.twitter.com/9JQuEU4G1Z
— 福田 雄一 (@fukuda_u1) March 11, 2020
46歳の大人が、会ったこともない22歳の若者をメディアで悪口を吐いたのですから、批判を受けるのは当然。しかもテレビ露出の多い人気者を叩いたわけですから、羽生選手自身が何もせずとも彼のファンが代わりに倍返ししてくるのは目に見えていたはず。
搭載されたコラムで福田監督は、「個人的な感想として読んで欲しい」と前置きをして羽生選手の言動をわざわざ口にしており、この内容を言うと叩かれるとわかっているとしか思えないですよね。それなのに翌週も彼のコラムが掲載され、また批判を呼んでいました。
無事初日を迎えることができありがとうございます😊
作品を作るときに、子供や家族も楽しめる娯楽作品にしたいと思っていて、ヲタ恋という素晴らしい原作と、ミュージカルとのコラボで、ファミリーの皆さんにも親しみやすくなったと思ってます。鷺巣さんの素晴らしい楽曲が子供達まで届くといいなあ🤣 pic.twitter.com/ADFPXha5VB— 福田 雄一 (@fukuda_u1) February 7, 2020
しかし、福田監督はドラマや映画を担当しており、「勇者ヨシヒコ」や「銀魂」をヒットさせた実力ある人物ですのでファンも抱えています。そのため福田監督を羽生ファンが批判し、その羽生ファンをと福田監督の支持者が対立し、その結果羽生選手と福田監督にスポットライトが集まった形になります。つまり、これは福田監督の炎上商法の可能性が高いですね。
経験豊富な映画監督ですし、そこまでのシナリオを用意していた可能性も極めて高いと思います。
人の悪口を言って、その結果自分の作品を注目させる方法が通用しているなんて…。
世間を騒がせた「羽生バイト」とは?
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羽生バイトと話題になっている羽生選手を批判する記事の作成のアルバイトが一時期はやっていたようですね。内容は羽生選手を批判し、複数のアスリート選手を称賛するような内容で書き手を募集していたようです。はっきり言ってこれはかなり悪質な行為です。
これに対し日本スケート連盟が11日にコメントを発表。
この件は刑事事件としても捜査をしていくようです。
一時はライバルプレイヤーから羽生選手に対しての嫌がらせかと思われていましたが、
募集要項には
という内容の記載がありましたが、羽生結弦選手と宇野昌磨選手は仲が良いので選手同士のいざこざなどとは関係なさそうですね。
ねとらぼ羽生バイト記事の問題点について
①真偽不明の噂話を実名入りで載せた
②その噂に出てくる募集をかつては存在し閲覧できたかのように書いた
③J-castが噂話と同様の募集を100件以上見つけたと嘘を書いた
結果的に事実確認できない噂とデマを織り交ぜたフェイクニュースを配信してしまった pic.twitter.com/QnVWYJmxMf
— megu (@megu1851560) April 10, 2019
ライバルからの嫌がらせじゃないとなると、羽生結弦選手の悪口を書いて貶めようとする事が一体誰の利益になるのか疑問が残りますよね。
このようなケースですと、名誉棄損になる可能性は大いあるでしょう。
誹謗中傷でも、「事実を摘示して相手の社会的評価を低下させるものである」との判断が下されれば、名誉棄損が確定する可能性は非常に高くなります。例えば、特定の人を「ナルシスト」と言う、もしくは指摘した場合も名誉棄損が成立します。
クラウドソーシング大手のランサーズ、DeNAが運営するキュレーション(まとめ)サイト、クラウドワークスは上記の内容の仕事の依頼が搭載されていたこともあり、その内容の搭載を中止、今後もそのような内容の搭載があった場合即刻その投稿を削除するとの声明を発表。
しかし、クラウドワークスのようなアウトソーシング会社だけではこのような被害の予防は難しいと思われます。なぜなら、これらのような活動は、管理会社が管理できる範囲を超えては監視できないからです。
例えば、仕事を依頼したい企業(雇う側)と記事の書き手(雇われる側)のマッチングが完了すると、外部のチャットアプリ(LINEやtwitterのメッセージ)へ誘導し、そこで仕事内容の決定や交渉、詳細の確認などを行っていくとのこと。
なので、今後もこのような特定の誰かを批判した記事を作成するビジネスとその取締りはイタチごっこのようになっていき、随時その対処をする必要がありそうです。
羽生結弦選手はなぜ、このような事件に巻き込まれてしまうのか。
羽生選手は昨年の10月26日のフィギュアスケートGP第二戦では109.60という今期世界最高得点を叩き出し、二位の選手との得点差はなんと20点もあり、その実力を世界に見せつけています。
そんな羽生選手ですが、人気者のはずなのになぜこのようなトラブルに巻き込まれてしまうのでしょうか。
あの子ばっかり注目されてズルいチヤホヤされてあざとい…そうやって人気者をやっかむ人はどこにでもいる。白雪姫やシンデレラに嫉妬したところでヒロインにはなれないし、羽生結弦に嫉妬しても幸せになれるわけじゃない。 pic.twitter.com/MuBEyfSnom
— 綺羅星🎖 (@h_wing_1) July 12, 2018
そこで調査をしてみて浮かび上がってきたのが『あざとい』というワードです。
そして湧き出るアンチの正体は、女性人気の高い羽生選手に嫉妬した男性のようです。イメージとしては、あざとい女子が同性から嫌われやすいような感じではないでしょうか。なんとも醜い話です。
この『あざとい』は女性と男性で捉え方が違うようです。
女性の『あざとい』は計画的に女性らしさを出す行為を表した表現に対し、男性なら「いい子っぽさ」や「可愛らしさ」など女性の母性本能をくすぐる行為を指すようです。
羽生選手の中性的な容姿も相まって、その「あざとさ」がより際立つのでしょうね。とわいえ所詮はアンチですし、今回話題に上がった鎌倉エフエムのパーソナリティ2人も羽生選手との人間としての価値は雲泥の差です。そのような害にしかならない存在は気にせずに、羽生選手には世界トップの舞台で活躍し続けてほしいですね。